健康産業としての代替医療

腰の治療

個人で代替医療の資格を取り店舗を構えて営業をするスタイルから、企業が法人として代替医療の店舗経営をすることも多くなってきています。今では医療の進歩の元で大きく日本でも健康についての意識が高くなってきており、何よりも生活習慣病の予防の観点からも代替医療の役割が広いです。その中でも柔道整復師の資格を持っている人が働くことができるのが整骨院であり接骨院になり、治療を受ける側の各種保険が使えることからも注目されている業種といえます。これからの健康産業に参入しようと考えている企業として整骨院を幅広く経営をする場合には、まず大まかな母体である柔道整復師会を理解する必要があります。全国の正規として扱われる会員数は1万7千名ちかくおり、国と交渉できる立場なところからみても大きな組織であることがわかります。立場としての役割で、国際交流から学術的な勉強会まで開催していることで、常に一歩先をいく知識や行動を促すようにしています。資格を取って柔道整復師会に所属をすることによって保険を使った施術ができますし、様々な情報を受けることがメリットです。近年は介護保険制度の改定によって介護事業にも参入できることから、介護施設との連携をもって指導や施術ができるようになっています。これらのことからも新しいビジネス体型としてやっていくことができるので、柔道整復師会とのコラボレーションが期待されるところです。

資格の違い

問診

柔道整復師会に所属している会員では整骨院や接骨院、ほねつぎといった名称のところで活躍することができますが主な違いはありません。整骨院と接骨院も施術をする内容に大きな差がないことや、ほねつぎにいたっても同じように柔道整復師が資格をもって働くことができるシステムになっています。そのために外傷でも起こりやすい骨折や脱臼も施術範囲でもありますし、スポーツで起こる捻挫や打撲、挫傷などのケガについても国の認定した資格の元にケアをすることが可能です。また一般的に間違われることが多い、整体やカイロプラクティックなどとの線引きとしては、まず柔道整復師は国家資格であることがポイントになります。そのために整体やカイロプラクティックでは健康保険は使うことができませんし、反対に柔道整復師は保険適用な治療をすることができます。新規参入などで気をつけたいのは、介護保険が適用されるわけではありませんので、あくまでも国や行政における介護保険適用の別枠サービスとなっていることです。